借金地獄！陥りやすい人の特徴は？

by admin · 公開 2019年10月5日 · 更新済み 2019年10月4日

返しても返しても借金が減らない…

そんな借金地獄に陥っていませんか？ 2018年の統計では、３社以上の無担保借入を現在している人が約118万人。５社以上の無担保借入をしている人が約9万人という結果が出ました。

(参考：多重債務者対策を巡る現状及び施策の動向｜金融庁/消費者庁/厚生労働省(自殺対策推進室)/法務省)

複数の無担保借入を行っている人は、借金地獄に落ちている可能性が高いといえます。この記事では、実際に借金地獄に陥った原因、解決方法などについてご紹介します。

【注意！】借金地獄に陥りやすい人の特徴

借金地獄に陥りやすい人の特徴として以下のようなものが挙げられます。

では、どんなものにお金を使って借金地獄になってしまったのでしょうか？

近年ではＳＮＳでよりよい自分を投稿することに必死になり、借金をするケースもあります。借金は一度してしまうと『借り入れ』に対するハードルが一気に低下してしまい、罪悪感なく借り入れを繰り返すようになります。

その結果、「気づいたら借金地獄になっていた」ということも珍しくありません。また、借金問題の解決方法を知らないため、返済すために借り入れを行い自転車操業になってしまう人もいます。

借金地獄で苦しむ人もいますが、実は簡単に解決することができます。ここでは解決方法についてご紹介します。

債務整理は借金の返済が困難になった人が立ち直るための救済制度です。手続きの内容は下図のように異なり、状況に合わせて、『任意整理』『個人再生』『自己破産』することによって借金が大幅に減額、免除されます。

各債務整理にはそれぞれ条件が設けられています。

任意整理は返済義務があるため、収入のあることが前提となります。また、減額されるのが利息のみになりますので、無理なく３～５年で返済できる借金額でなければ利用は難しいでしょう。

アルバイトやパートの人でも、収入状況により利用することができます。同様に、障害受け取れる年金を受給している人も利用可能です。ただし、受給できなくなる可能性がある生活保護者は利用することができません。

自己破産は、収入の有無に関係なく、返済能力がないと判断された人が利用できる最終手段です。また、７年以内に自己破産で借金をゼロにしている人は、申し立てても借金をゼロにできない可能性があります。

どの債務整理を利用するかは、借金額や収入以外にもさまざまな事情を考慮して決定されます。あくまで参考ですが、下の図に答えることでおすすめの債務整理を判断しましょう。

より正確に知りたい方は、専門家に相談してみましょう。

債務整理には様々な誤解がありますが、ほとんどのことが誤解になります。債務整理手続き後にある規制は以下の通りです。

新規借り入れ・カード作成が5年程度できない以外、日常に影響を与えることは一切ありません。同居する家族にも秘密にできるほど、簡易な手続きです。

新規借り入れ・カード作成が5～10年程度できなくなり、ほとんどのケースでは車が没収されます。また、保証人に減額分の一括請求がいくため、保証人付きの借金がある場合、債務整理したことを隠せない可能性があります。

ただ、自己破産と違い、持ち家を残すことができます。

自己破産することで、さまざまな規制や影響を受ける(与える)ことになります。

財産が没収されますので家族に隠し通すことは難しいでしょう。ただ、自己破産が戸籍にのったり、会社に知られクビになることはありませんのでご安心ください。

闇金から借り入れてしまったばかりに借金地獄に陥っている人は、すぐに弁護士に相談しましょう。闇金は、営業に関する罰則を受けることを恐れ、弁護士が介入することで手を引くケースがほとんどです。

また、暴力的な取り立ても即日で止まることも多いようです。